にゃろ～まあろま

こんばんはgnaromaですっ！


昨夜は（朝がた）、日向灘沖で地震があったんですよね！？


・・・いや～全く気付きませんでした(^_^;)
小林も揺れた？

大体、寝ていても地震には気付くのですが
昨夜は爆睡だったらしく朝のニュースで知った次第です



それというもの（爆睡だった）
この本を読みだしたら止まらなくなって
読み始めたのが遅い時間だったのがいけないんですが
面白いんですよ！これがヽ(^。^)ノ


主人公は小学6年生の男の子。
時代は昭和50年代初期かな？

で、この小学生の語り口調が大人そのもの！という設定です。
本人（主人公）曰く、
『小学生の作文のようなものを読んで頂く訳にもいかないだろうから
ここんところは堪えて頂きたい』
だそうです。


主人公が小学生なりに思う、モテるモテないを語る部分をご紹介。


男子というのは、ざっくりモテる者とモテない者に大別されるんだろう。
しかし。
僕の分析ではやや違う。
大別するとしたら、モテたい者とモテたくない者に分けたほうがいいと思う。
～略～
でもって。
実際にモテる奴というのは、モテたくないグループにいる事が多いのだ。
あ、この場合、ルックスというのはあんまり関係ない。
明らかに鈍くさい見た目無頓着なオタク型オヤジ系は別格としても
イケメンがモテるかといえば必ずしもそうではない。

クラス一カッコいい学校一素敵だと謳われている野郎も、まあ冷静になって
観てみれば＿＿＿大概はそうでもない。多少髪型がアイドルに似ているとか
ほんのちょっと大人びているとか、精々そんなもんなのである。
そういうのはちょっと育てば凡庸になっちゃうもんなのだ。

女子の評価も同じようなものだ。美少女なんぞそうそう棲息しているもんじゃ
ないのだ。ストレートのロングヘアだというだけで、もう美人の仲間入りである。

私を見て構ってねえ可愛いでしょう光線を出してさえいれば、まあ大体そういう
評価が下されてしまうのである。
～略～
立ち居振る舞いやファッションによって、結構な分量がカバーされちゃったり
するからなのだろう。

とはいうものの、その自己申告と実物の間に埋められないほどの恐ろしい
ギャップがあるような場合は、別である。

　　　　　　　　　　　　～『虚言少年　京極夏彦著』一部抜粋～


昭和50年代の小学生の思うところの表現なんですが
実際、筆者がこの小説を書いたのはごく最近。
現代のモテるモテないを皮肉ったような、
この語り口には思わずニヤリとしてしまいます。


まぁ、まだ６２ページしか読んでいないんですけどね＾＾
すぐ読み終わるのも勿体ないのでじっくりと拝読したいと思います


『モテたくない女』ってなんか、カッコいいですね＾＾
と思っている時点で『モテたい女』なんでしょうか^m^

それではまた明日(^O^)／