
2011年03月23日
新橋色。
こんにちは

昨日に続いて「色」のお話・・・
『新橋色』ってご存知ですか?
私は知りませんでした。(^_^;)
どんな色を想像したか・・・というと橋の色だから
鉄さびみたいな、茶色を。

この、浮世絵の着物のような明るい緑みの青なんだそうです。
新橋を知っている人にはピンッ!とくるのかな~
『新橋色』はなかなか私好み

この色の表現は『慣用色名』といって日常生活で特に必要となる
色のイメージを区別する為に使われているのだそうですが、
時代、文化、地域など共有している人々の間でしか伝達できないですよね。
新橋へ行ったことのない私には分からない慣用ですが一度、知ってしまうと
なんとなく色からイメージできます。。。まだ見ぬ『新橋』を\(^o^)/
ちなみに、この慣用色名はJISに採録されています。
他に、
『利休鼠』 単に灰色ではなく“緑みの灰色”

『納戸色』 “強い緑みの青”

…と、江戸の匂いがする色の表現で粋ですよね。
実際、画像を検索すると着物がたくさんでてきます。
分かりやすい表現でイメージもしやすい・・・桜色 茜色 若草色 山吹色
赤 緑 黄 と表現するのも便利ですが、粋な表現で色を伝えて行きたいな~
ちなみに、太陽を描く時、日本では大体赤ですが
西欧諸国では黄色で描きます。
でも、宗教上英語やフランス語の黄色には、裏切り、臆病、意気地なしなど
マイナスな意味があるそうです。
色って色々で
なんだか、おもしろい(゜-゜)